アシュシン=キングV(Ashicsin KingV、スコットランド、1956年〜)は、エディンバラ大学卒業後医師になるが、ある日力に目覚め予言者となる。
海外では非常に有名な予言者であるが、日本国内においてはあまり知名度はない。
(1) アシュシンとは
アシュシン=キングV(1956〜)
その経歴や出生に多くの謎を持つ予言者。「二十世紀最期の魔術師」とも呼ばれる。
2001年2月頃からインターネットやテレビ、雑誌等でロシア政府に軟禁されているとする説が流れ始めた。
これは、アシュシン=キングVがもともとメディアへの露出をほとんどしないため、信憑性を生み出した。
ロシア政府はこれを否定しているため、軟禁説は推測の域を出ない参考文献[2]。
(2) 的中した予言
的中した予言の中でも特に有名なものに、下記のものがある
・インターネットの普及
世界中の情報を隅々までつなげることのできる物が出現するだろう
それによりいくつかの人々は労働をやめ、世界中の人々との討論に熱中するだろう
・チェルノブイリ原子力発電所事故
制御できない業火が、黒い土に七万の涙を落とさせる。嘆きの灰は半永久的に続くだろう
・アメリカ同時多発テロ事件
怒り狂った鳥が本来の目的を失う。羽ばたきによって、まず双子のうちの一人が死に、やがてもう一人も地に倒れるだろう
(3) チックコリ
アシュシンは身体の一部を執拗に擦り、予言を行う。
アシューソンはこの手法をチックコリ (tickcory)とよんでいる。
チックコリという名称には深い意味が込められているようであるが、
二つの言葉を組み合わせた造語であること以外明らかになっていない。
(4) 未来を暗示する予言
2008年以降を暗示する予言も存在し、その代表的なものに、
・2008年 ネイマヘイジ (ネイムヘッグ) が夢魔に化ける
赤い角の生えた夢魔がワラで体を包み 女性の楽園を襲う。その夢魔をネイマヘイジとよぶだろう
・2056年 アンラ・マンユ復活
鬼神が現れた30年後、再び悪魔が襲来する
アンラ・マンユについて、アシュシン=キングV本人は「言わずもがな、アンラ・マンユである」と言っている。
原文「What? Therefore, it is Angra Mainyu.」
これは信者の間では非常に有名な言葉であり、この言葉なくしてアシュシンは語れないと言われている。
(5) 参考文献
[1] アシュシン=キングV 『青い海』 (原題:blue sea and free see) (東京、1989年)
[2] 軟禁説に関するインタビュー
(6) リンク
http://www.ashicsin.net/ リンク切れ